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番組を作る喜びを日々感じられる。

アシスタントディレクター / A.K
現在テレビ東京の人気番組を担当するAD(アシスタントディレクター)3年目のKさん。関西出身で、これまでオーディション番組、録画番組、ロケもの、バラエティ、音楽番組など多様な番組制作に携わってきました。

全国放送番組のADとして活躍するKさんにインタビュー

ADとして感じるやりがい

――仕事の面白さや印象に残ったエピソードを教えてください。

「何と言っても、エンドロールに自分の名前が載った瞬間はすごく嬉しいですね。これまでは関東ローカル番組を担当していましたが、今は全国放送の番組を担当しているので、関西に住む両親にもリアルタイムで自分の名前が流れる様子を見てもらえて、すごく嬉しかったです。
番組制作は大変なこともありますが、生放送を終えて最後に自分の名前が流れるときの達成感は何物にも代えがたいものがあります。その喜びは何度経験しても色あせません。」

多様な番組経験から学ぶ

――ADとして様々な番組を担当されたと伺いました。

「今担当しているのはスタジオでタレントさんにロケ映像を見てもらってリアクションをとる番組なのですが、これまでは全く違うスタイルの番組を長く担当していました。担当する番組によって働き方が全然違うんです。
オーディション番組、録画もの、バラエティ、音楽番組など、これまで大きく分けて4種類ぐらいの番組を経験してきましたが、それぞれ求められることや作業内容が異なります。番組が変わるたびに覚えることがたくさんあって大変ですが、3年目の今でも常に新鮮で学ぶことがたくさんあるのが、この仕事の面白さでもあります。」

一日のスケジュールと職場環境

――具体的な働き方や職場の雰囲気について教えてください。

「私のチームは11時出社で、基本的にはリサーチをして企画を練り、20時までにチーフADに資料を提出します。その後、ディレクターへの共有資料を作成するというスケジュールです。日曜日は必ず休みで、土曜日も基本的には休みです。
職場の雰囲気はとても良くて、私を含めて5人のチームで仕事をしています。リサーチ中もコミュニケーションを取りながら『これどう?』と意見を出し合っていて、会社の中でも特に賑やかなチームかもしれません(笑)。週に2、3回はチームでご飯に行くこともあり、まるで友達と仕事をしているような感覚で働けるのが楽しいです。」

キャリアビジョン

――今後のキャリアについてどのようにお考えですか?

「将来はプロデューサーを目指しています。自分はプロデューサー業の方が向いていると周りからも言われますし、自分でもそう感じています。ただ、まずはAP(アシスタントプロデューサー)になり、ADの仕事内容や大変さをしっかり理解した上で、現場の声を汲み取れるプロデューサーになりたいと思っています。
だからこそ今はADとして様々な番組を経験し、どんな番組でも対応できるオールマイティなスキルを身につけることが大切だと考えています。」

テレビ業界を目指す方へのメッセージ

――これからADを目指す方へメッセージをお願いします。

「テレビ業界は若いうちに経験を積むことが武器になります。吸収力も高い若いうちにたくさん経験を積むことで、将来の選択肢も広がると思います。
私も新卒の時は広告業界とテレビ業界で迷いましたが、『広告は人生の後半でもできるけど、テレビ制作は今しかない』と思ってこの道を選びました。迷っているなら一度飛び込んでみてもいいと思います。合わなかったとしても、それはそれで貴重な経験になるはずです。
関西から上京してきた私ですが、2か月に1回程度は帰省できていますし、プライベートの時間もしっかり確保できています。テレビ制作の現場は楽しいことばかりではありませんが、番組が完成したときの喜びはこの仕事ならではのものです。ぜひチャレンジしてみてください!」